多肉植物の管理

夏型種の管理 >>
生育適温は20~30℃で、日本では夏に生育し、冬は、休眠・生育停止します。春と秋は生育緩慢です。多くの種類は強い光を好みます。
夏の根腐れ、蒸れで失敗しやすいです。冬は完全に断水し、低温に注意します。
春秋型種の管理 >>
生育適温は10~25℃で、日本では春と秋に生育します。夏は暑すぎて生育緩慢になり、冬は寒すぎて休眠・生育停止する種類が多いといえます。夏は断水して強制的に休眠・生育停止させたほうが株が痛みません。多くの種類は強い光を好みます。
夏の根腐れ、蒸れで失敗しやすいです。冬の低温、過湿に注意します。
冬型種の管理 >>
生育適温は5~20℃で、日本では冬に生育します。最低気温が一定以下になると、生育を始めますが、寒さに強いわけではありません。温度が高すぎると生育しないため、夏に休眠・生育停止します。春と秋は生育緩慢です。部屋を閉め切って高温にすると、生育期の冬でも休眠・生育停止してしまいます。夏は明るい半日蔭で管理し、直射日光に当てません。
夏の根腐れ、蒸れで失敗しやすいです。夏は断水し、種類によっては葉水を与えます。冬の低温にも注意します。
病害虫の防除 >>
主な病気・・・軟腐病
主な害虫・・・カイガラムシ、コナカイガラムシ、ハダニ、アザミウマ、サボテンネカイガラムシ、アブラムシ、キノコバエの幼虫、その他の害虫
用土 >>
多肉植物は時期によって乾燥させる管理が必要となるため、一般的な草花に比べると、排水性を重視した用土を使用します。栽培環境や水やりの頻度などで、好みの用土を選んでください。